2006.06.09

大阪司法書士9条の会一周年のつどい

今日は、標記の集会が大阪司法書士会館で開催されました。私は昨年の結成集会に引き続き、今日の記念集会にも参加してきました。

私の記憶では、大阪司法書士会の会館で合唱団が合唱をしたのは初めてのように思いますが(古い先生方、いかがでしょうか??間違っていたらごめんなさいです)、大阪でうたごえ活動をされている「女声合唱団レガーテ」のみなさんのミニコンサートで始まりました。ピアノのない当会館にキーボードを持ち込んでいただいて、すばらしいコーラスでした。平和のうた、コミカルなうた、懐かしい唱歌~ともしび、泉のほとり、そしてかあさんの贈りもの(タイトルあってたかな?)。独身時代に、歌声喫茶ともしびに通いたおしていた私です。なつかしいなあぁ・・・と、ほとんど、一緒に歌い出しそうになっていたのは秘密です。集会が終わってから、「楽譜をわけていただけませんかっ?」と、つい相談をしてしまいました。9_badge
それと、レガーテのみなさんの中にも9条の会があるそうで、そのみなさんが作った9条バッヂも購入しちゃいました。さっそく、マイバッグに付けてみましたけど、いかがでしょうか?(司法書士も、こんな明るい活動の工夫ができるといいんですが・・・)

いえ、今日は、レガーテさんの話ではなくて、憲法9条を守る話です。前立命館大学教授の木津川計さんが、「大阪人と平和主義」と題して、講演をしてくださいました。日清戦争(1894)から太平洋戦争終結(1945)までの51年間に5回の対外戦争をした時代と、戦後60年間日本国憲法があったがゆえの平和の時代という対比をされました。そして、町人文化による平和都市=大阪に平和産業が育ち、笑いの文化が育ったそのことを詳しくお話しいただき、日本国憲法9条の危機に、今こそ大阪人の平和主義をつらぬこう・・・というようなお話でした。

木津川先生は、“戦争が 廊下の奥に 立っていた” という句を紹介されました。今は、家の戸をノックされている状況ですよ、と。気がついたら、家の廊下にもう居た・・・というそのときは、もう遅いんですよ、とも。

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2006.05.12

講演と歌声の夕べ

来る、6月9日(金)午後6時30分から、大阪司法書士会館3階ホールにおいて、

大阪司法書士9条の会・発足1周年記念「講演と歌声の夕べ」

が開催されます。詳細は、こちらからチラシをごらんください。

司法書士だけでなく、一般のみなさんの参加も大丈夫ですので、多数ご来場いただきますようにお願いいたします。

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2006.05.03

憲法記念日に

今日は、憲法記念日です。
基地再編問題、国外への移設に伴う巨額費用の負担・・・日米軍事同盟、というより属国のようなわが国の今後の行く末を考えると、憲法改正への動きは、戦争を可能とする国づくりに違いないと思います。

憲法の理念を活かし、民主主義教育を推進してきた教育基本法が、改悪の俎上に乗せられ風前のともしびです。
東京都では、国旗・国家法制定の際に国会答弁で押しつけはしないと明言されたことが完全に無視され、教職員は懲戒を受け、今年度からは、職員会議で決議をしてもいけないことになったとか。思想信条の自由、民主主義の原理を、このような締め付けの中で教員はこどもたちに教えられるのでしょうか。

共謀罪の創設、ゲートキーパー法の制定に向けた動きなど、監視社会への動きもどんどん進んでいます。

歴史の教科書の中で、どうしてこの時代の人たちは戦争を止められなかったのだろうと思っていた、その戦前の時代は、今のこの社会の動きのように、静かに確実に進んでいたのだろうな・・・そのように感じることが多くなってきました。

私は、暴力が大嫌いです。人の心を殺してしまう暴力が大嫌いです。もちろん人を殺してしまうことも。だから、戦争は絶対にいやです。自分が死ぬのもいやだけど、他国の人が死ぬのもいや。ましてや、私のこどもや、私たちの社会の大切なこどもたちが、殺し合いをするのも絶対にいやです。

そんなこと言ったって、攻められるかもしれへんやん、もっとおとなになってよく考えなきゃいかんやろ、というご意見もあるでしょう。でも、私は、それなら、絶対にずっとこどもの心のままでいます。

私は、「大阪司法書士9条の会」の会員です。9条の会では、「憲法改悪に反対し、9条を守り、平和のために生かすことを求めます」という署名活動に取り組んでいます。連休明けから、少しずつお願いをしていこうと思っています。もし、賛成していただける方がいらしたら、是非、署名にご協力ください。いつでも持って歩いてますので。

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2005.06.08

「大阪司法書士9条の会」結成

日本国憲法第9条の明文改憲に反対し、9条の「平和主義」を世界の理想としてアピールしていく・・等を目的とする、司法書士有志による「大阪司法書士9条の会」の結成総会が、7日夜に開催されました。所用で少し遅刻しましたが、私も参加をしてきました。
私の平和への思いの原点は、小学校6年生の頃に見た写真です。確か「少年朝日年鑑」の特集でしたが、それは、先の戦争中、日本軍が中国の人々にどんな残虐な行為(戦争犯罪)をしたのか、という写真でした。日本の歴史が大好きで、図書室の歴史の本を読みあさっていた私でしたが、この写真に衝撃を受けました。「こんなこと学校で教えてもらってない。これも日本の歴史なんや。なんで教えてくれへんのやろう。戦争は人殺しだ。暴力はいやだ。」
このときの思いが、私の平和への行動の原点で、学生時代には、平和教育についての卒業論文を書くエネルギーともなりました。学生時代に出会った言葉=「世界ぜんたいが幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」(宮澤賢治)という言葉も、私の思いの原点を補強しました。法律家の端くれになってからは、歴史とともに、日本国憲法という法律の持つ意味について考えるようになりました。日本国憲法前文の平和生存権への思いは私のHPに書きました(実はこのときの原稿は、日本評論社の『法学セミナー』に連載された「いま、憲法学を問う」の中の常岡せつ子先生と浦部法穂先生の対談に感銘を受けて書いたものです)。
結成総会では、戦争を経験された司法書士の大先輩の先生方の「人民を苦しめる戦争は二度と経験したくない」というご発言、「国がいったん戦争に向けて走り出したときは誰にも止めることはできなくなるのだ」というご発言など、事実に裏打ちされた重い言葉も聞かせていただきました。平和への思いの強い司法書士がたくさんいるのだ、ということを、読者のみなさんにもお伝えしたいと思いました。
憲法とは、国家権力の暴走や間違いを止めるための法律です。今、総理をはじめ、声の大きい政治家の意向だけで、この国が「戦争ができる国」へと舵を向けようとしている、そのようなときだからこそ、主権者国民の一員として、その暴走を止める「日本国憲法」を守らねばならないと思ってます。

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