私は、俳優の渡辺謙さんのファンです。別に「追っかけ」をしているわけでもなく、全ての映画やドラマを見尽くしているというわけでもなく、映画は2本だけだし、それでもファンというのもおこがましいのですが、でも、自分的にはかなりファンです。事務所のデスクに写真が飾ってあったり、南果歩と結婚したというニュースでかなりショックを受けたというのは内緒です。
きっかけは「独眼竜正宗」の伊達政宗です。もともと、大河ドラマ、時代劇、推理・サスペンス系ドラマのファンなので、そういうテレビドラマでずんずんはまっていった・・・という感じです。私より2歳お兄さんなんですけど、同世代とは思えない堂々とした演技にぞっこんです。闘病のたびに心配をしながら、でも、復帰のたびにそんなことはすっかり忘れてしまう演技力に引き込まれ、ハリウッドスターになってしまったことに喜んだりとまどったりしながら、こっそり応援しているところです。
さて、その渡辺謙さんが若年性アルツハイマー病にかかったビジネスマンの役(主役)を演じる「明日の記憶」という映画が、来月公開されるそうです。最近、その話題をあちこちで目にするようになって、結構いけてる映画のようです。妻役を樋口可南子さんが演じるということで、糸井重里さんのほぼ日刊イトイ新聞が、「明日の記憶」とつきあうというコーナーをつくって応援態勢に入っていますし、奈良橋陽子さんとの対談サイトも見つけちゃいました。
渡辺謙さんになぜこんなにひかれるのだろう・・・といつも思うんですが、トークをしているときの人柄でしょうか。でも、ご紹介した↑ほぼ日の「明日の記憶」とつきあうコーナーで、糸井さんと謙さんとの公開交換メールをしているやりとりを読んでいて、何となくわかったような・・?
・・・・(ちょっと、引用します)・・・・
「お体は大丈夫ですか?」と聞かれる。
その人にとって、いまだに僕は
線の向こう側にいる人だと思われているんだなあって、
少しがっかりするんです。
勿論、勝手な言い分だと承知の上で、お話ししています。
でも、こういう気持ってあるんですね。
きっと、僕自身も誰かに、
傷つける言葉を浴びせていることだってあるに違いないのです。
困っている人に何か力を貸したい。助けたい。
とても素敵なことだと思います。
そうやって僕も多くの人に支えられてきましたから。
でも、本当に必要な時に、
必要な分だけ助けていくって本当に難しい気がします。
人はたった一言で、救われたり、
どん底に突き落とされたりしません?
その違いが、「線」なのかなって思うんです。
線の向こう側から投げかけられる言葉って、
すごく距離を感じるんです。
線を引かれた向こう側に居ると・・・。
・・・・(引用おわり)・・・・
うん。私も、「線」を引かれた向こう側に居た経験があって、今は、「伴走者」という言葉にこだわっている、そんな何か同じ思いがあるのかなって・・。
こまきさん、何言ってるのさあ?・・と思う方は、↑ほぼ日での糸井・渡辺交換メールを是非読んでみて、感じてみてください。
ということで、誰も一緒に行ってくれる人がいないし、こんな仕事をしているのでなかなか映画館に行く機会がないんですけど、この映画は、ちょっと時間を捻出して行ってみようかな?って思っています。