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2005.10.06

メディアリテラシー教育

昨日は、日本司法書士会連合会の初等中等教育推進委員会があり、上京してきました。

実は、会議の前に、千葉大学教育学部でメディアリテラシー(メディアを主体的に活用する能力)の教育を研究しているお二人の学生さん(おひとりは小学校の現職教員で、長期研修制度で大学に戻っておられる方です)と私たち委員とで、「情報教育の切り口から、子どもたちに法教育の考え方を身につけさせること」について、約2時間の意見交換会をしました。
お二人は、千葉県メディアリテラシー教育推進機構(CMEC)に所属しておられるそうです。
CMECでは、第1回の定例研究会 『情報をテーマとした法教育のご提案』 を、今週の10月8日(土)13:30~17:00に千葉大学教育学部で開催されるそうです。
そこで発表する模擬授業の研究を深めるため、私たち司法書士の法教育についての取り組みや基本姿勢などを調査に来ていただいたわけです。

みなさんは、メディアリテラシー教育が、入手した情報を鵜呑みにするのではなく、しかし、疑うということではなく批判して読む、本当かどうかを検証するというものであること、ウェブショップや携帯電話の利用についても、危ないから使うなではなく、ルールやリスク、その操作をすることによる責任を自覚して利用する、そのような力を育てる教育である点で、法教育と重なる部分があると考えておられました。そして、法教育研究会の報告書で示された実践例を、よりリアルなものにしていく提案をしていきたいというような姿勢で、意見交換に臨まれていました。私たち司法書士も、各地の取り組みの紹介、ウェブショップを題材とした実践例の紹介もさせていただきながら、結構熱い議論をさせていただきました。

みんな、おべんとうが横にあるのに、開けるのも忘れてました(^_^)というくらいでした。とても意識の高いみなさんと、熱い思いでいっぱいの司法書士。こういう意見交換の場があちこちで持てるといいですね。

みなさんの関心がインターネット中心でしたので、私が大阪で一緒に法教育の研究をしている高校の先生が、新聞を利用したメディアリテラシーの授業をされたことを紹介しながら、高校生の家庭で「新聞」の購読世帯が減っているような気がするということをおっしゃっていたが・・と質問をしました。
一般家庭の情報入手先はどこですかという調査(2005年)では、1位テレビ、2位新聞、3位ネットで、やはり新聞は大きな情報源である、価値が下がったということではなく、メディアが多様化し、選択肢が増えたのではないか、とのことでした。しかし、全体としての活字離れ、語彙能力の低下ということによる新聞離れはあるだろうと思うという話、大学の仲間のみなさんでお金がないから新聞は読まず、ネットですませているという人は結構いる、という話もありました。

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