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2005.10.28

近畿司法書士会連合会の法教育担当者連絡協議会

今日は、表記の会議が大阪でありました。
近畿司法書士会連合会(近司連)というのは、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の各司法書士会とその会員で組織されています。6月の総会で決定された事業計画に基づき、各会で法教育を担当している責任者の方が集まっての意見交換会でした。各会ごとに、法律教室の実施状況も抱える問題も様々ですが、近司連としてまとまって、お互いに助け合える方法を検討していくことになりました。まだ、具体的にこれこれが決まりましたとご報告することができませんが、前向きで熱心な議論がかわされました。

私はいつも感じるんですが、法教育や消費者教育に熱心な人たちが集まると、本当に熱のこもった議論になるし、すごく安心してしゃべれるし、なんだかとてもあたたかい気持ちになって心おだやかになります。この調子でいろいろな検討が進み、「近畿は一つ」で、各地の高校生に法教育を実践していける体制がはやく整えられるように、がんばりたいと思います。

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2005.10.27

法律扶助制度研修会

日付けが変わってしまいましたが・・・昨夜は、大阪司法書士会法律扶助サポート委員会の指定会員研修で、財団法人法律扶助協会大阪支部の澁谷眞弁護士を講師にお迎えしての「法律扶助制度について」の講義がありました。

民事法律扶助制度は、弁護士の代理援助だけでなく、司法書士による裁判書類作成援助や簡裁訴訟の代理援助としても実施されています。大阪司法書士会では、法律扶助協会大阪支部の相談登録司法書士名簿、同受託予定司法書士名簿登載要件として、法律扶助制度についての研修や司法書士倫理に関する研修の受講を義務付けています。本日の研修は、その登載要件研修でした。大阪司法書士会北田会長あいさつ、法律扶助サポート委員会委員長の趣旨説明、なんと司会は相談部長・・と、この研修に対する大阪会の力の入れ方はすごいものでした(と思います)。

講師の澁谷先生からは、法律扶助事業の歴史の説明から始まって、有意義なお話をたくさん聞かせていただきました。なかでも、法律扶助制度の根本精神ともいうべき以下のお話については、非常に印象に残りました。

それは、法律扶助制度は、依頼者の「裁判を受ける権利が実現されるように」するための制度であるということです。このことは、私たちの業務指針である「司法書士倫理」にも明示され、司法書士は、その実現に努める方法の一つとして、法律扶助制度等の「教示」をするということが定められています。

私は、これまで法律扶助制度について、「お金がない方のために立て替えてくれる制度なのだ・・」という説明を相談者や依頼人にしていました。しかし、実はこの説明は正確ではなかったということに気づかされました。

澁谷先生は、「法律扶助なんて面倒なことをしなくても、扶助と同じ値段で事件処理をしてやったらいいとか、ただでやってあげてもいいよ、とか考える人がいたら大間違い。それは、自己満足にすぎず、助けてやっているんだ、という気持ちからの行動に止まっている。法律扶助制度を利用する方は、法律扶助協会に対して(低額かもしれないし、分割でもあるけれど)自らの権利行使=裁判を受ける権利の行使=として、その決定にかかる費用を自ら「権利主体として」支払うのである。」ということをお話くださいました。

・・・これこそ、「法教育」で言っていたことじゃないですか。主権者国民(市民)として、裁判を受ける権利があり、これを行使したいと考えている依頼人がいる。それならば、「あなたのその権利を実現するために、法律扶助制度を利用して、あなた自身の権利行使のための費用を決めていただきましょう。その決められた金額を毎月きちんと支払うことで、あなたは、誰にはばかることなく、あなた自身の権利を行使できるのですよ。」という説明をしなければならなかったのですね。法律扶助の申込過程にも「法教育」の題材があるんじゃないですか!

制度というものは、いったんできあがってしまうと、その実現に至るまでの過程で確認をされてきた制度趣旨が、後に続く者にきちんと伝えられなくなってしまうことがあります。この制度に関与しだして間がない司法書士の中には、法律扶助制度を分割払いの制度・・と思っている方もいるかもしれません。「裁判を受ける権利の実現」という制度趣旨、その主体は「依頼者」である、ということを、再確認しなければならないなと、改めて思いました。

その他、法律扶助の精神、多重債務事件処理にかかる執務姿勢といった内容のお話もあり、とても勉強になりました。

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2005.10.23

消費者教育の分科会 (追記あり)

昨日と今日の2日間にわたって、日本司法書士会連合会主催「消費者被害救済実務セミナー」が、京都で開催されました。このセミナーは、全国の司法書士が集まって、多重債務問題などの実務の研究を行うもので、昨年までは「クレサラシンポジウム」という名称で実施されていました。日司連の消費者問題対策委員会が主担当で、消費者法制検討委員会というすごい頭脳のメンバーたちとともに分科会の講師を務め、現在の日司連の最高水準の実務が学べるということで、全体で、500人近い司法書士が集合したらしいです。

私は、「消費者教育」の分科会に参加しました。この分科会は、初等中等教育推進委員会が運営をまかされて実施したもので、昨年のクレサラシンポジウムに初めて「消費者教育」が取り入れられたのに引き続き、今年は1日目の1コマ目と2日目の2コマ目と2コマも時間をいただきました。参加者も、1日目は50名近く、今日も少し減りましたけどそこそこの参加でした。私が、1日目の2コマ目と2日目の1コマ目のとても難しそうな実務系の分科会をさぼったのは内緒です。

実は、分科会に分かれる前の基調講演として、京都産業大学大学院法務研究科の板東俊矢教授による「新しい消費者法の考え方と被害者救済」という講義がありました。2004年6月施行の「消費者基本法」について、これがなぜ生まれたのか、消費者保護基本法との根本的な違いは何か、それらを理解したうえでの司法書士の取り組みへの期待、といったことが話されました。
簡単に言うと、お上によって「保護される消費者」ではなく、自分で考えて権利行使をする「自立した消費者」であることが21世紀の消費者像だということです。但し、「実際の消費者はどうなのよ、という問題はありますよ。理念だけでは社会は変わらないんです。」ということもおっしゃいました。「しかし、理念がなければ社会は変わらないのです。」ということもおっしゃいました。「権利行使に慣れていない消費者」が適切に権利行使できる基盤整備に事件の現場から声を出し、依頼者と共に行動していくこと、また、「消費者の権利行使を援助する教育」への専門家の関与が大切だと、司法書士への期待を語っていただきました。
「消費者基本法」に基づき、今年の4月に「消費者基本計画」が閣議決定されていて、そこには、消費者教育の推進も計画されています。世の中はどんどん動いています。個別事件を通じた消費者のパワーアップと消費者教育。消費者問題に取り組んでいる私たちにとって、この両者は車の両輪ともすべき問題だ、という問いかけをいただいたように思いました。消費者教育で法教育はできる─これを強く主張してきた私たち司法書士の役割は重大です。

消費者教育分科会1日目は、広島修道大学商学部の柏木信一助教授による「消費者教育」の講義でした。広島ではちょっと有名な先生らしいですが、大阪の出身だそうで、私より一回りお若いのに、南海ホークスと近鉄バファローズの話題で盛り上がって、しかも先生の方が詳しいのに驚いたのは秘密です。
柏木先生のお話で印象に残ったのは、消費者「教育」や法「教育」という言葉を聞いた人は、「教育」という言葉のドグマ=すなわち、学校や大学で実施すべきことである、実践者は教員や学者である、文部科学省や教育委員会のお墨付きがなければ無価値である=に陥ってしまっている。誰でも、どこでも、いつでもできるのが消費者教育で、消費者教育を受けた人が次ぎに「伝える」ということも大切だ、ということです。(柏木先生はホームページを開設されていて、ゼミの様子やいろいろ掲載されています。一度アクセスしてみてください。)

消費者教育分科会2日目は、柏木先生や消費生活センターの方、法学部の学者、学校教員などとともに、法教育・消費者教育の充実発展にむけた情報交換会を定期的に開催している広島司法書士会の竹村秀博司法書士が、司法書士による消費者教育の実践と法教育について報告をしました。会場には、昭和50年代の司法書士が市民法律教室活動をはじめたころからの古い会員の方もいらっしゃっていて、その頃のお話を補足していただいたり、うちの委員会の高橋文郎委員長が、法教育研究会の動向を補足したり、また、それに柏木先生がコメントを入れる・・といった感じで進行しました。会場からの実践報告では、私から大阪司法書士会の教員とのコラボレーション授業づくりの取り組みを、京都司法書士会の西脇司法書士から、全国初?の国語の授業への司法書士の協力授業(「契約の文書を読む」という教材とからめた消費者教育)の実践報告を、それぞれお話させていただきました。

まとめは・・・・学校へ行くことをみんな「おもしろがって」「楽しみながら」やっているのかな?という感じでしたかね。
参加者の発言時間が少なくなっちゃいましたけど、言い足りなかったかた、もしもこのブログをお訪ねいただきましたら、何でも書いてみちゃってくださいm(_ _)m

(10月25日追記)
みなさん、高橋文郎委員長のところのブログにも、分科会の記事が出てましたぁ。是非読んで見てくださいねっ。

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2005.10.21

今日は「人権委員会」

今日は、大阪司法書士会の人権委員会の会議の日でした。7月に発足した委員会も、はや、本日で第4回目の会議です。今日の会議では、重要議題がありましたので、会長と企画法規部長にもオブザーバーで同席をいただき、質疑応答、意見交換もさせていただきました。結構、濃い~議論をしましたが、まだまだ結論が出るまでには至ってません。・・・・何を検討しとんやあぁ・・・という話は、またの機会に・・(^_^)

委員会の意見をまとめ、執行部の意見をもらい、また委員会で練り直し・・・と、委員長の役割はたいへんです。毎回、最低半日は仕事をストップして、会議の準備をいろいろやっているんですが、実際に会議を始めると、当たり前ですが、予想外のことがいっぱいあって、なかなか思うようには議事が進行しません。時間切れ、次回送りも出しちゃって、へこむこともあります。

ただ、担当事務局から「人権委員会は、出席率100%ですよぉ・・すごい委員会ですねぇ・・どの委員会でも少しは欠席者がいますよぉ・・」と驚かれるほど?、熱心な委員のみなさんが揃っていて、体制は万全で、委員長としてはうれしいかぎりです。

さて、今日の委員会は、後半で、高齢者虐待問題に関する勉強会をしました。現在、自民・公明・民主の3党で、高齢者虐待防止に関する法律案の提案準備をされているとのことで、予想される虐待防止のための制度像、高齢者虐待の実態調査結果などを、委員間で資料を持ち寄っての勉強です。司法書士は、高齢者の財産管理に関して、成年後見制度の取り組みを重視していて、社団法人成年後見センター・リーガルサポートの活動は市民のみなさまにも注目されているところです。ですが、高齢者の人権に関わる虐待問題となると、司法書士にそこまでの視点があっただろうか、法律ができることに関して、どのような準備をしていったらよいのか、リーガルサポートとの連携はどうなのか、といろいろ論点が出てきました。
この問題では、もうしばらく、勉強が続くと思います。

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2005.10.20

うちの事務所の一番の悩み・・

みなさんの職場には、整理整頓のできないやつっていませんか?

・・・うちには居るんです。立派?な司法書士で、会務もいっぱいやってるんですけどねっ!

・・・今日は出勤して、さすがにイラっとしてしまいました。

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これは、「彼」の持ち物です! 私の席の後ろなんですが、床に置いた荷物がだんだん、私の机の方に進出してくるんですが、(少しずつ占有をして、時効取得を主張しようとしているにちがいありません!)、今朝は、ついに雪崩を起こして、床がこの有様です。

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この雪崩の先は、扉なのですが・・・むこうの部屋に席がある日司連監事は、飛び越えなければ出てこられません。

・・・みなさん! 整理整頓は、大切ですよって、 「彼」に会ったら是非、諭してやってください。全国のみなさんも、土曜日に京都で「彼」にあったら是非、是非、諭してやってください。m(_ _)m

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2005.10.18

まつたけパーティ

今日は、千葉ロッテ・マリーンズの優勝を祝して!?、うちの事務所と同じ部屋をシェアで利用している土地家屋調査士事務所さんと合同で、「まつたけパーティ」を開催しています。一部、両方の所員でない方も・・混ざってますが!?ただいま、和気藹々で談笑中です。

土地家屋調査士さんたちが、お料理上手で、事務所内で自前の宴会をするときは、すべての段取りをしていただいてます。本日のメニューは、焼きまったけ、まったけのすきやき、まったけご飯・・・といったところです。
香りがお届けできないのが残念です・・・(^_^)v

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2005.10.17

マリーンズが優勝しましたぁ!

みなさん、今日の試合は観ましたかっ!
私は、テレビ大阪の中継で観てました。あぁ~・・あかんなあ、負けてるなぁ・・、というところで事務所を出て、帰宅してテレビをつけたところで、8回表の初芝の出塁からの逆転劇。ハラハラ、ドキドキもあったけど、なんとか優勝しましたねえっ!
プレーオフは、絶対マリーンズやろう・・と思っていましたけど、よかったね。やったねぇ!マリーンズファンのみなさん、おめでとうっ!
コバマサも、おとといの悪夢の雪辱ができて、よかったねえ。

・・・って、いつからロッテファンやねん!って、つっこまないでくださいね。

実は、ずっとジョニーのファンだし、ボビーもハンサムでステキだし?、2年前(かな?)、千葉マリン球場の近鉄VSロッテ戦を観戦に行ったときに観た球場のファンサービスとファンの一糸乱れぬ応援のすごさに感動して帰ってきたという経緯もあります。去年は、近鉄ファンのために、必死に闘ってくれたしね。ご恩は忘れてませんっ。
(でも、近鉄ファンにとっては、あのっ!忘れもしない「10・19(じゅってんいちきゅう)」の相手方ですけん、気持ち的に本物のファンにはなれませんのですが。)

近鉄はもう無いもん、プレーオフも関係ないやって思っていたのですが、パ・リーグファンはやめてませんからね。おとといは、優勝決定戦をやってるのに、ラジオもテレビもなんで中継してないねんっ、いつまでパ・リーグをバカにしたら気がすむねんっ!と一人で怒ってました。そのとき、我が家はそういえばヤフーBBやったやんか、ソフトバンクのネット中継を観れるやん!・・と思い出して。
ところが、ヤフーのネット中継がなかなかつながらず、やっとつながったら、マリーンズが追加点を入れて4点差。優勝、決まったなあ・・と思ったのですが、元牛の大村くんがヒットを打ってから、恐怖のコバマサ劇場で・・・結果が、まさかの逆転負け。
その試合の最中に、ホークスファン(にわかファンだと思いますがっ!)が、球場にメガフォンやらゴミやらを投げ込んで試合が中断したんです。観ていると、マリーンズの外野手がそれを拾っているんですよ・・・(narukoさんのブログでも話題になってて、写真が載ってます)。この最高の試合の最中に、選手たちに何てことをさせるんだっ、許せないって、頭にきました。その後も、松中の敬遠の最中にトイレットペーパーが投げ込まれたとか・・怒!
・・・で、それまで公平に観戦していたのが、一気にマリーンズ側に立ってしまったみたいです。昨日から今日にかけても、いらいら、はらはらしながら、超にわかファンで、マリーンズの応援をしてました。

さて、今度は日本シリーズですね。うちの事務所には超虎ファンがいるし・・某K会長!も虎ファンでしたよね。でも、パ・リーグは負けませんよ。マリーンズファンのみなさん、一緒に最後まで応援するからがんばりましょうね。

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2005.10.14

「均等法」改正にみなさんの声を(追記あり)

「男女雇用機会均等法(雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律)」の改正審議が行われていて、そろそろ山場である・・ということをご存知でしょうか?

10月21日(金)午前11時~正午まで、「均等法」改正に当事者の声を届けようと共同行動をしている方たちが、国会で院内集会を開催されます。(実は、こっそり? 私も呼びかけ人賛同者に入れていただいてますが、当日は参加できず、残念です・・。)

院内集会当日は、参加していただける審議会委員の皆さんや、議員のみなさんに、できる限り具体的な当事者の声 = たとえば、このようなセクシュアル・ハラスメントの事例があって、今の均等法下ではこんな対応しかしてもらえないので、使用者に事前防止と事後の適正な対処を義務づけて欲しい!・・というような声 = を資料として配付しようと、均等法の限界や不備を感じているみなさんに、その「実態と要望」を教えて欲しいと、呼びかけをされています。みなさんの「声」が、改正案やその審議を動かす力となるかもしれません。

是非、呼びかけ人のHPをご参照のうえ、みなさんの生の声を届けていただければ・・と思います。くわしいお知らせや書式も同HPにあります。簡単な書式なので、難しいことを書こうとおもわなくても大丈夫です。気軽に書いてアクセスしていただいたらいかがでしょうか。

なお、「均等法」改正の審議経過は、厚生労働省HP (労働政策審議会雇用均等分科会の議事録が公開されてます)や、日本フェミニストカウンセリング学会のHPWWN(ワークング・ウィメンズ・ネットワーク)のHPでも公開されています。

(10月23日追記)WWNのブログで、院内集会の様子についての記事がアップされました。間接差別禁止問題、セクシュアル・ハラスメントに対する企業責任と本人救済の義務づけ、非正規雇用を利用した差別的取扱い・・・どれも重い当事者の声です。この院内集会が、均等法の改正の力になることを祈っています。

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2005.10.08

家庭科と社会科の合科授業

日本司法書士会連合会の高橋文郎初等中等教育推進委員長のブログによりますと、中学3年生の家庭科と社会科の協力による法教育の授業実践があったそうです。合科授業というようですね。
くわしくは、高橋ブログに譲るとして(資料も載ってます)・・・

私の世代は、家庭科は女子専修で、調理や裁縫・・ぜったいはやっていないデザインの服を作ったり!・・というイメージが強くて、大阪で高校生法律講座を始めたときも、家庭科で消費者教育をやっているんだあ!とびっくりしたものです。
女性差別撤廃条約の批准に向けた国内法整備の一環で、男女共修となって以降の家庭科は、私の世代が受けた家庭科のイメージとはまったく違う、家族と生活と社会を見つめる科目になっているようですね。

ブログの横の「最近注目の本」にも紹介していますが、明石書店から出版された井ノ口貴史他編著『授業づくりで変える高校の教室〈1〉社会』という本があります。
家庭科の授業で、家族観を問うところからはじまる家族法、女性の社会進出、生活と労働・・とまるで社会科か!?と思うくらいの実践をされた先生の報告が載ってましたが、この授業だったら、すぐにでも司法書士としてお手伝いできるなあ、と思いました。
この本のタイトルが「社会科」でないのは、このような各科での取組みも紹介しているからだそうです。

共著者のお一人の絶妙な宣伝文句にひかれて?購入したのですが、「これって法教育やん」という実践がたくさんあって、おもしろいですよ。

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2005.10.06

メディアリテラシー教育

昨日は、日本司法書士会連合会の初等中等教育推進委員会があり、上京してきました。

実は、会議の前に、千葉大学教育学部でメディアリテラシー(メディアを主体的に活用する能力)の教育を研究しているお二人の学生さん(おひとりは小学校の現職教員で、長期研修制度で大学に戻っておられる方です)と私たち委員とで、「情報教育の切り口から、子どもたちに法教育の考え方を身につけさせること」について、約2時間の意見交換会をしました。
お二人は、千葉県メディアリテラシー教育推進機構(CMEC)に所属しておられるそうです。
CMECでは、第1回の定例研究会 『情報をテーマとした法教育のご提案』 を、今週の10月8日(土)13:30~17:00に千葉大学教育学部で開催されるそうです。
そこで発表する模擬授業の研究を深めるため、私たち司法書士の法教育についての取り組みや基本姿勢などを調査に来ていただいたわけです。

みなさんは、メディアリテラシー教育が、入手した情報を鵜呑みにするのではなく、しかし、疑うということではなく批判して読む、本当かどうかを検証するというものであること、ウェブショップや携帯電話の利用についても、危ないから使うなではなく、ルールやリスク、その操作をすることによる責任を自覚して利用する、そのような力を育てる教育である点で、法教育と重なる部分があると考えておられました。そして、法教育研究会の報告書で示された実践例を、よりリアルなものにしていく提案をしていきたいというような姿勢で、意見交換に臨まれていました。私たち司法書士も、各地の取り組みの紹介、ウェブショップを題材とした実践例の紹介もさせていただきながら、結構熱い議論をさせていただきました。

みんな、おべんとうが横にあるのに、開けるのも忘れてました(^_^)というくらいでした。とても意識の高いみなさんと、熱い思いでいっぱいの司法書士。こういう意見交換の場があちこちで持てるといいですね。

みなさんの関心がインターネット中心でしたので、私が大阪で一緒に法教育の研究をしている高校の先生が、新聞を利用したメディアリテラシーの授業をされたことを紹介しながら、高校生の家庭で「新聞」の購読世帯が減っているような気がするということをおっしゃっていたが・・と質問をしました。
一般家庭の情報入手先はどこですかという調査(2005年)では、1位テレビ、2位新聞、3位ネットで、やはり新聞は大きな情報源である、価値が下がったということではなく、メディアが多様化し、選択肢が増えたのではないか、とのことでした。しかし、全体としての活字離れ、語彙能力の低下ということによる新聞離れはあるだろうと思うという話、大学の仲間のみなさんでお金がないから新聞は読まず、ネットですませているという人は結構いる、という話もありました。

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2005.10.01

大阪青年司法書士会40周年

今日は、私が所属している大阪青年司法書士会の40周年記念行事がありました。
所属しているといっても、もうすぐ卒業?ということもありますし、「時々参加」の不埒な会員ですので、行事の準備など何もしてなくて・・・実行委員のみなさん、本当にお疲れ様でした。

今日は、国府泰道弁護士の基調講演(法の実現過程における心への配慮・・というお話は、DVやセクシュアル・ハラスメントの相談で私が重視している事とも重なって、心に残るお話でした)、アフリカをマウンテンバイクで5000㎞走破してきた大阪外国語大学生の山崎美緒さんの記念講演(もうすぐ体験記が本になるそうです。すっごいおもしろい話でしたよ!)、パネルディスカッション、記念式典・・・そして懇親会と、たっぷり6時間の行事でした。まだ、みんなは二次会に行ってると思いますが、私は、またいっぱいいっぱいなので、一足先に帰宅したところです。

私が司法書士になってすぐに、30周年記念行事があって、時間がたつのは速いものです。30周年の時の実行委員長・北田先生は、現在の大阪司法書士会の会長になってます。気が付けば、右も左もわからなかった新米司法書士・小牧も、役員になってたりしています。会場でも、若い司法書士さんが多くなっていて・・・年を感じるなあ・・・ウルウル。

青年会に参加したことは、私が法律講座に取り組むきっかけとなりました。ライフワークというと大げさですが、今の私の頭の大部分を占める「法教育」との出会いは、青年会でした(今は亡き山田喜代隆さん、いろいろありがとう!)。若い後輩のみなさんたちも、青年会で、そんな自分のテーマを見つけていってほしいなあ・・と、そんなことを思いながらの時間を過ごしました。

それから、ブロガー仲間の小澤さん、遠路はるばる、記念行事にお越しいただいてありがとうございました。

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