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2005.06.08

「大阪司法書士9条の会」結成

日本国憲法第9条の明文改憲に反対し、9条の「平和主義」を世界の理想としてアピールしていく・・等を目的とする、司法書士有志による「大阪司法書士9条の会」の結成総会が、7日夜に開催されました。所用で少し遅刻しましたが、私も参加をしてきました。
私の平和への思いの原点は、小学校6年生の頃に見た写真です。確か「少年朝日年鑑」の特集でしたが、それは、先の戦争中、日本軍が中国の人々にどんな残虐な行為(戦争犯罪)をしたのか、という写真でした。日本の歴史が大好きで、図書室の歴史の本を読みあさっていた私でしたが、この写真に衝撃を受けました。「こんなこと学校で教えてもらってない。これも日本の歴史なんや。なんで教えてくれへんのやろう。戦争は人殺しだ。暴力はいやだ。」
このときの思いが、私の平和への行動の原点で、学生時代には、平和教育についての卒業論文を書くエネルギーともなりました。学生時代に出会った言葉=「世界ぜんたいが幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」(宮澤賢治)という言葉も、私の思いの原点を補強しました。法律家の端くれになってからは、歴史とともに、日本国憲法という法律の持つ意味について考えるようになりました。日本国憲法前文の平和生存権への思いは私のHPに書きました(実はこのときの原稿は、日本評論社の『法学セミナー』に連載された「いま、憲法学を問う」の中の常岡せつ子先生と浦部法穂先生の対談に感銘を受けて書いたものです)。
結成総会では、戦争を経験された司法書士の大先輩の先生方の「人民を苦しめる戦争は二度と経験したくない」というご発言、「国がいったん戦争に向けて走り出したときは誰にも止めることはできなくなるのだ」というご発言など、事実に裏打ちされた重い言葉も聞かせていただきました。平和への思いの強い司法書士がたくさんいるのだ、ということを、読者のみなさんにもお伝えしたいと思いました。
憲法とは、国家権力の暴走や間違いを止めるための法律です。今、総理をはじめ、声の大きい政治家の意向だけで、この国が「戦争ができる国」へと舵を向けようとしている、そのようなときだからこそ、主権者国民の一員として、その暴走を止める「日本国憲法」を守らねばならないと思ってます。

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